【伸学会×ヨンデミー①】全教科の偏差値が平均7アップ。 塾×読書の相乗効果が明らかに!
2026.06.05

伸学会目黒校にて、偏差値がアップ!
「読書」によって、成績を大幅にアップさせた塾があります。
この変化が起きたのは、伸学会の目黒校。 伸学会では高い指導力により、どの校舎の生徒も着実に成績を伸ばしてきました。
さらに今年度、なかでも目黒校が大きな躍進を見せたのです。半年余りで、平均でおよそプラス2、偏差値を伸ばしています。

上のグラフを見ていただくと、目黒校(青いグラフ)は他校舎(赤いグラフ)よりも、上昇の角度が急になっているのがお分かりいただけるのではないでしょうか。
「偏差値がプラス2になる」とは、どんな状態でしょうか?
偏差値は、周りの結果との比較で決まるので、誰かが上がれば誰かが下がります。そのため、みんなが頑張っている中では、実は偏差値は上げるどころか維持するだけでも大変です。
その中で、半年で偏差値プラス2というのは大きな変化です。もしこれを1年、2年、3年と積み重ねていったらどうなるでしょうか? 進学先の選択肢が大きく広がりそうですね。
この舞台裏には、一体何があったのでしょうか?
そこには、「ヨンデミー」の導入による読書習慣の定着がありました。この連載では4回にわたり、その裏側と、成績向上の理由をお伝えします。
「毎日読書をする」層は偏差値がプラス7に
まずはこちらをご覧ください。伸学会の生徒の成績の伸びを、読書頻度ごとに分析したグラフです。傾きが大きいほど、大きく偏差値が上がっていることを示しています。

たとえば、7日(毎日)の層を見てみましょう。オレンジ色のグラフはぐんと伸びているのがわかります。また、5〜6日の層(緑のグラフ)も、向上がはっきりとわかります。この2つの層では、平均するとたった半年あまりで偏差値が7も上がっています。
一方、それ以外の層では傾きは緩やかになり、週に1日も読書をしない層(青色のグラフ)は、周囲のみんなの偏差値が上がっていく中で、偏差値がだんだん下がっていくという、衝撃的な結果も明らかになりました。
つまり、読書の頻度が高い生徒ほど、成績も上がっているということが明らかになったのです。
さらに、この変化は「現在の成績」に関わらず起こっています。
ヨンデミーを高頻度で利用しているお子さんのうち、偏差値が50未満のお子さんと、50以上のお子さんの成績推移を比べてみました。すると、ほとんど同じスピードで上昇していることがわかりました。

現在の成績がどの地点であっても、読書による学習への効果が発揮されていることがわかります。
成績アップのカギは「学習語彙」
それではなぜ、読書をすることで偏差値が上がるのか。そのカギは「学習語彙(CALP)」という概念にあります。
実は、子どもの語彙には「2つのレベル」があります。
- 生活語彙(BICS): 家族や友だちとの日常会話に使う語彙。
- 学習語彙(CALP): 抽象的な概念や、複雑な仕組みを学ぶための語彙。ふだんは見聞きしない言葉が多く含まれる。
ざっくりと「話し言葉」と「書き言葉」の違いだと理解しても大丈夫です。受験勉強では、後者の学習語彙(書き言葉)が非常に重要になってきます。

学習語彙が十分でないと、せっかく授業を聞いてもわからない単語が多く、習っている内容を吸収しづらくなってしまいます。学習語彙を育てることで、授業をしっかり聞いて理解する土台が整います。
塾のテキストには、学習語彙が溢れている
では、中学受験に必要な語彙は、どのくらい難しいものなのでしょうか?
伸学会で使われている教材を、文章の難しさを表す「ヨンデミーレベル」で分析しました。結果は以下のように、標準のヨンデミーレベルと比べて10レベル程度高くなっています。

四谷大塚『予習シリーズ 国語』のヨンデミーレベル
5年:45〜60(チャレンジゾーン:65)
6年:45〜65(チャレンジゾーン:70)
各学年の標準的なヨンデミーレベル
5年:31〜50
6年:34〜53
ヨンデミー調べ
なんと、文章の難しさは、一般的なレベルに比べて2学年分も高くなっています。特に漢語率の違いが大きく、学習語彙の多さが影響していると考えられます。
テキストは、授業を受けたり、家で復習をしたりするときの土台となります。この観点からも、塾での学習を進めるためには学習語彙が不可欠なのです。
動画ではダメ? 読書でしか出会えない「学習語彙」
では、学習語彙が豊富な人と、そうでない人の差はどこにあるのでしょうか? それが、「読書習慣があるかどうか」です。
テレビや動画、友だちとの楽しいおしゃべり……これらは生活に欠かせないものですが、使われる言葉のほとんどは生活語彙(話し言葉)です。学習語彙(書き言葉)はほとんど出てきません。
しかし、受験勉強には、たくさんの学習語彙が必要不可欠です。「葛藤」「相関」「膨張」「循環」「矛盾」……こうした、日常生活では見慣れない学習語彙を教えてくれるのが、まさに本なのです。
物語に没頭して夢中になって本を読んでいる子は、ものすごい数の言葉と出会っています。あらかじめ本の中で言葉と「顔見知り」になっているのです。だからこそ、塾のテキストを開いたときも言葉に詰まることなく、内容をスムーズに吸収できます。
楽しい読書習慣こそが、勉強を支える土台、いわば地頭になっているのです。
【まとめ】
・読書習慣が成績を上げる
・成績アップのカギは「学習語彙」にあり
・読書は「学習語彙」を増やす最適な手段
目黒校の偏差値がよりアップした理由は、「読書」と授業の相乗効果にありました。
こう聞くと「きっと、難しい本を山のように読んでいたのでは……」と思われるかもしれません。 ですが、意外なことに、劇的な成果を引き出したのは「毎日10分」の読書だったのです。
次の記事では、「毎日10分」で効果が出る理由と、「楽しく続ける」を可能にした伸学会の実践について詳しくご紹介します。
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