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【伸学会×ヨンデミー③】ただ読むだけではない、楽しく伸びる読書教育の力

2026.06.05

【伸学会×ヨンデミー③】ただ読むだけではない、楽しく伸びる読書教育の力

中学受験専門塾「伸学会」に、オンライン読書教育「ヨンデミー」が試験導入されてから約半年。週5日以上読書をした層は、4教科平均で「偏差値プラス7」という驚くべき成果が出ています。

前回は「1日10分の読書習慣で伸びる」ことをお伝えしました。今回は、読書習慣に加えてさらなる成長を引き出した「ヨンデミー」のアプリについてお伝えします。

▽前回の記事はこちら

ヨンデミーを使っていると、さらに成績がアップ

第1回の記事でお伝えした通り、伸学会目黒校では「読書量と成績」に強い相関が出ています。しかし、さらに踏み込んで分析したところ、こんなデータが出たのです。

「自分でたくさん読んでいる子」と「ヨンデミーを使ってたくさん読んでいる子」。

この両者を比較したところ、ヨンデミーで週5以上読書をしている子(青のグラフ)は、ヨンデミーを使わずに週5以上読書をしている子(赤のグラフ)の約3倍のペースで成績が伸びていました

さらに、平均偏差値が途中で逆転しています。

同じくらいたくさん読書していても、ヨンデミーという「相棒」がいるかどうかで、成長の角度が変わっています。ただ読むだけでは実現しづらい、読書の効果が引き出されているようです。

成長を引き出すヨンデミーの機能

なぜ、ヨンデミーを加えることによって、ここまで大きな成長が実現されたのでしょうか? 理由は2つ、考えられます。

①ヨンデミーの「選書」

成長を引き出すためには、「ちょびっとだけ背伸び」をした本を読むことがとても重要です。

たとえば筋トレでも、ひょいひょいと持ち上げられるダンベルでは筋力はつきません。一方で、重すぎて持ち上がらないダンベルも、トレーニングには不向きでしょう。

つまり、力をつけるには、適切な負荷が大切なのです。特に読書においては、この適切な負荷が、「気づかないくらい」のちょびっとだけの背伸びになります。

子どもたちにとっては、楽しめること、そして続けられることがいちばん。そのため、負荷も少しだけに抑えてあげる必要があります。

ところが、この「ちょびっとだけ背伸び」した本をすすめることはとても難しいのです。

そのためには、子どものレベルと本のレベルを知り、絶妙にレベルが上の本をすすめる必要があるからです。頑張らずに読めて、いつの間にか成長できる。それにぴったりな本を選ぶのは、至難の業です。

ヨンデミーのアプリは、その選書を可能にしています。

ヨンデミーでは、1冊1冊の本の内容や文字数、難易度をデータ化。独自の指標である「ヨンデミーレベル(特許取得済み)」を用いて、本を細かく分析しています。

これにより、「今読むべき、無理なく伸びる本」を的確に選び、しかもお子さんの好みに合わせたものをおすすめできるのです。

また、読む力を引き上げることに特化した機能もあります。

「読む力」向上をサポートする機能: 「こうちょう道場」
月に1度、チャレンジ本がおすすめされる機能です。動画でのあらすじ紹介や、音読レッスンといった丁寧なサポートにより、一気に読む力が伸びます。

②「アウトプット」の習慣

ヨンデミーでは、読書をしたあとに「感想」を出すことができます。

書くのはひとことでもOK。ヒント集やサポート機能まで揃っており、書くのが苦手なお子さんでも、ハードルを下げてチャレンジできます。

また、書いた感想の一部は、「本の友」でほかの受講生に共有されます。「いいね」のやりとりでモチベーションが上がり、無理なく楽しんで続けることができます。

こうした機能により、読書習慣に自然と「アウトプットの習慣」も乗っかり、思考力や記述力を鍛えることができるのです。

ヨンデミーの効果を最大限に 伸学会の取り組み

あるとき、伸学会目黒校の6年生のクラスで大流行した本がありました。

『成瀬は天下を取りに行く』。2025年の本屋大賞受賞作です。読みやすいとはいえ、立派な大人向けの文庫本です。受験本番レベルにこれから挑む6年生には、ちょうどよい負荷がかかるレベルでもあります。

この流行の裏には、先生たちの工夫がありました。

ある日、6年生の担当の秦先生が、ヨンデミーに本の紹介を投稿します。

すると、生徒たちの間でも、大盛り上がり。先生と同じ本を読もうと、感想を投稿する様子がみられました。

違う生徒が、次々に感想を投稿する様子。

他にも、伸学会では、教室に先生たちが読んだ本を置く本棚を設置しています。生徒たちも気になって手にとってみたり、読んでみたりしているそうです。

このように、伸学会目黒校では、ヨンデミーを利用しながら、クラスで同じ本について盛り上がるような工夫がされていました。

この結果、アウトプットは飛躍的に向上。実際に、生徒の書く感想はだんだんと長くなっています。

こうした、ヨンデミーの機能を活かす教室での工夫が、読書習慣の定着と成績アップにつながっているのです。

まとめ
・読書をしている層のなかでも、ヨンデミーを使っていると成績が上がる
・的確な「選書」で読む力が伸びる
・感想の「アウトプット」が成長につながる

次回の記事では、伸学会の菊池先生にロングインタビュー。

実は、以前は読書の効果に懐疑的だった時期があるそうです。そんな菊池先生が、なぜ中学受験塾ではじめて「読書教育」を取り入れ、全校に導入することになったのでしょうか?

たっぷりお話を伺いました。

ぽっか

ヨンデミー 編集部