お役立ち資料
理論・トレンド

【佐藤ママ×ヨンデミー】読解力は読み聞かせから 家庭でできる読書習慣のつくり方

2026.06.03

【佐藤ママ×ヨンデミー】読解力は読み聞かせから 家庭でできる読書習慣のつくり方

4人のお子さんを全員東大理III合格へと導いた「佐藤ママ」こと佐藤亮子さんと、Yondemy代表の笹沼が対談。

前編では、国語の点数が乱高下する理由と中学受験の合格を決める国語力の鍛え方についてお話ししました。後編では、読む力を伸ばす方法と人生を支える国語のチカラについてお話しします。

▽前編はこちら

佐藤亮子さん(佐藤ママ)
浜学園アドバイザー。お子さん全員が浜学園で学び、三人のご子息が灘中・高(神戸市)、ご息女が洛南高附属中・高(京都市)から、東京大学理科Ⅲ類に合格している。

笹沼颯太
株式会社Yondemy代表取締役。
筑波大学附属駒場中・高等学校、東京大学経済学部卒業。
YondemyのMissionは「日本中の子どもたちへ、豊かな読書体験を届ける」。
日本中の子どもたちの読書離れという課題を解決するために、「読書を習うという文化を作る」というテーマを掲げ、子どもが読書にハマるオンライン習い事「ヨンデミー」というサービスを提供している。

目次

  1. 子どもの読書は、早いうちから楽しくたくさん
  2. 読む速度、読める文章の幅広さも大切
  3. 読書をサポートする上で、ヨンデミーは行き届いている!
  4. この時代と人生を支える「国語のチカラ」

子どもの読書は、早いうちから楽しくたくさん

佐藤ママ:
読解力は、年齢を重ねても自然に伸びるものではないですよね。だから、受験対策で忙しくなる前から、楽しくたくさん読ませるべきです。人間ってなかなか賢くならないから。『程よく量を読ませて、程よく賢くさせよう』じゃ、うまくいかないんです」

笹沼:
「そうですね。子どもたちが小さい時から、読書を習慣づけていきたいですね。習慣づけのためには、まずは『楽しく読書できた!』という小さな成功体験を積むことが大切です。読み聞かせを通して、『文字がある=楽しい』と感じさせてあげるといいですね」

💡 楽しく→たくさん→幅広くの原則
何よりもまずは、楽しく読むことが大切です。子どもが読書を楽しいと思えることが、本を進んで読むことにつながります。読書を楽しいと思う前に、たくさん読むことを強制されてしまうと、本を楽しめなくなって、進んで読まなくなってしまいます。

▽ヨンデミーの法則「楽しく→たくさん→幅広く」について詳しく語られたミカタラジオもぜひご視聴ください。

https://open.spotify.com/episode/3dc4oBndi5MLd7flSxxIkS?si=Ii3yradOTxKTmzoJ3i_Y-Q

笹沼:
「佐藤さんのご家庭ではどのようにサポートされていたんですか?」

佐藤ママ:
読み聞かせをしていました。とにかく楽しく、たくさん読ませることを意識していましたね。一人読みだと「面白いよ」などと声かけしてもなかなか読みません。」

笹沼:
読み聞かせてあげるとハードルはかなり下がりますよね。」

佐藤ママ:
「そうなんです。本だけでなく、浜学園の国語のテキストも読むのを面倒くさがっていたので、だいぶ読んであげたんですよ。」

笹沼:
「教材の読み聞かせですか! どのように取り組んでいたんですか?」

佐藤ママ:
「私がテキストを面白く読み聞かせて、子どもは問題を解くだけでした。また、私が読んでいる間は、寝転んで聞いていてもいいと伝えていましたね。その最中に、知らない言葉は説明しながら読んであげるんです。その結果、文章を読むことの楽しさを覚えて、面倒だと感じなくなったようです。」

笹沼:
「本へのハードルを下げるには、ぴったりの方法ですね。」

佐藤ママ:
「そして、楽しく読んで心が動くと、記憶に残るということも感じました。みんなで『ああ、面白かった』と感想を言い合ったりするのがよかったです。反対に、テキストで無理に読ませられたり、課題で読ませられても心に残らないんですよね。」

笹沼:
「心が動かなくては、読書で疑似体験が成功したとは言えませんよね」

佐藤ママ:
「そうですよね。だから楽しく読まなければいけないんです。今でもうちの子どもたちは、家族で盛り上がった鈴虫のお話の読み聞かせが記憶に残っているって言ってますよ。いまだに、『声色を変えながら読んでくれたよね。少し詰まってて面白かった』って言われます」

笹沼:
「まさに、『楽しく、たくさん』を実践されてきたんですね。」

💡 佐藤さんからこんなお話も! 耳からのインプットも効果的
耳からのインプットも、言葉を育てる上でとても効果的です。『耳学問』『門前の小僧ならわぬ経を読む』といいますよね。理解できなくてもまずは耳に言葉を入れて、後々自分の言葉にしてもらうんです。保護者さんには、耳学問として絵本を読み聞かせしてほしいと思います」

読む速度、読める文章の幅広さも大切

佐藤ママ:
「とはいえ、いずれは読む速度、読める文章の幅広さも大切になるんですけどね。最近の入試問題は文章がとても長いです。見直しする時間なんて全然ないので、読みながら取りこぼしなく情報をキャッチしていくことが大事になります。」

笹沼:
「そうですよね。長い問題文に対応するためには、読書に慣れて、どんどん読む速度を上げていかないといけない。

佐藤ママ:
「そうなんです。そして、ジャンルの幅も広げてほしいですね。国語に関して、『小説が好きで得意だけど、評論が嫌いで苦手』や、『評論が出たから点を取れずに第一志望は落ちた』というお話は、受験生の保護者の方からよく聞きますから。」

笹沼:
「その通りですね。ジャンルを問わずいろいろなものに対応できるように、さまざまな分野に親しむことが大切です。」

佐藤ママ:
「子どもたちがあまり興味を持たないような題材も、小さい頃に親しみを持たせてあげると、抵抗なく読めます。たとえば、蜂が出てくる話を小さい頃に読んであげると、後々、蜂の研究を題材とした話が出てきたとき、ちょっと難しくても『なるほど、面白いな』と感じられるようになります。」

笹沼:
読む速度、読める文章の幅広さの、どちらもとても大事ですね。」

読書をサポートする上で、ヨンデミーは行き届いている!

佐藤ママ:
読書はコツコツ、スモールステップで継続することが大事です。1か月努力したからって、すぐ成績が上がるものではないですからね。」

笹沼:
「でも、すぐに成果が出ないからこそ、中途半端なところで諦めてしまったり習慣が作りきれなかったりするのが現実ですよね。保護者さまは本当に忙しいですから。」

佐藤ママ:
子どもって本当は本が好きなはずなんですよ。彼らは新しいことを知るのが大好きで、本にはそれがぎゅっと詰まってますからね。しかし、それに気づく前に、読むのをやめてしまうんです。」

笹沼:
「昔の子どもたちと違って、今の子どもたちは読書をすすめても、読みませんよね。YouTubeやゲームのように、手軽で楽しいコンテンツが多いですから。」

佐藤ママ:
「ですから、本の面白さを知るまでの間は、習慣を守れる仕組みを取り入れたり、別の方法で楽しませたりするのがいいと思っています。その点で、ヨンデミーの機能は素晴らしいです。たとえば、本を読むとメダルがゲットできることなどはいいですね。よくあるシールとかじゃないから、子どもたちは新鮮だと思ってくれそうです。」

📎 ヨンデミーを続けてメダルをゲット!
ヨンデミーでは目標を達成するごとにメダルがゲットできます。「どくしょかのしょ」では集めたメダルが見られるので、モチベーションアップにつながります。

佐藤ママ:
「あと、ヨンデミーレベルも素晴らしいですね。子ども一人ひとりに合ったレベルの本を与えてあげられる、とてもいい指標だと思います。」

📎 ヨンデミーレベルとは?
ヨンデミーが独自のプログラムで解析している、文章の難しさを表す指標です。お子さん一人ひとりの「読む力」に寄り添ったおすすめをするための指標として用いています。

佐藤ママ:
『どんな本がうちの子に合っているかが分からない』という保護者さんたちのお悩みが解消しますよね。そして、ヨンデミーレベルは保護者にとっても、子どもにとっても、良い刺激になるはずです。『この本は~レベルだ。』と分かると、お母さんもより高いレベルを目指してたくさん読んであげたいと思いますし、子どもにとってもモチベーションにつながります。」

笹沼:
「佐藤さんにそう言っていただけて、ありがたいです!」

この時代と人生を支える「国語のチカラ」

佐藤ママ:
「今の子どもたちには、国語力が圧倒的に足りないと感じています。就活生が書く文章が拙くて、『言葉のレベルが低い』と思われてしまうこともあるそうです。」

笹沼:
「自分では書けないから、エントリーシートをAIに丸投げしてしまう学生もいると聞きますね。」

佐藤ママ:
「問題なのは、読解力がないためにAIが生成した支離滅裂な文章を『間違いだ』と判断できず、そのまま企業に出してしまうことなんです。基礎学力をしっかり鍛えずにAIに頼るだけでは、よく言われる『AIに仕事を取られる』という事態になりかねません。」

笹沼:
「AIを使いこなすためにも、人間自身が賢くならないといけないわけですね。」

佐藤ママ:
「そうです。そのためには、やはり活字を読む必要があります。ネットや動画の次々と流れていく情報と違い、活字は自分のペースで立ち止まって考えられますから。自分で必要な情報を選び、まとめて考える作業は、まさに国語の試験と同じです。また、国語力があれば自分の気持ちを言葉で表現できて、人を説得することもできる。これもとても大事です。」

笹沼:
「なるほど。国語力は『生きるためのスキル』なんですね。」

佐藤ママ:
「『国語はコスパが悪いから算数を』という意見もありますが、人間が100年生きていく上で一番大事なのは国語力なんです。言葉は思考力も、心も支えてくれますから。」

笹沼:
「思考力と、心も、ですか。」

佐藤ママ:
「はい。人間は言葉で思考しますから。百の言葉より、一万の言葉を持っている方が思考が深くなるものですよね。私は、『たった一つの言葉を握りしめて、それだけで人間は100年生きていけるんだよ』と子どもたちに伝えています。思いがけない、生涯の『お守り』のような言葉に出会うためにも、たくさんの言葉に触れ続けてほしいんです。


▽浜学園の公式サイトはこちら

中学受験|最難関中学・難関中学を目指す小学生向け塾【浜学園】関西最高峰の中学受験対策塾【浜学園】の公式ホームページです。【中学受験】を目指す小学生に最適なコースをそろえています。偏差hama.ac

▽佐藤ママのYouTubeはこちら

佐藤ママチャンネルShare your videos with friends, family, and the worldhama.ac

萬朱

ヨンデミー 編集部