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読書教育の教科書

【記事版】#51 読書さえしていれば大丈夫! 正解がない子育てに、焦らず向き合うには

2026.06.04

【記事版】#51 読書さえしていれば大丈夫! 正解がない子育てに、焦らず向き合うには

こちらは一部のみの書き起こしです。 読書のコツが満載の「お悩み相談コーナー」は、Podcast限定でお届けしています。

▽本編ではこんなお悩みに回答中

💡我が家はフィクション派です。
ノンフィクションも手に取りますが、圧倒的なファンタジー好きなので。
図書館の分類でいうと、「900番台がフィクション、それ以外がノンフィクション」と思ってよろしいでしょうか?図書館の900番台に、ノンフィクション小説が含まれているのですが、これはどちらなのでしょう?

💡ヨンデミーのおかげで、最近はノンフィクションを楽しんで読んでいるようなので、「ノンフィクション派」です。
先日、息子(小3男子)と一緒に図書館に行ったところ、なんと「小学6年生の理科の教科書」を熱中して読んでいました。 「本を読むことに抵抗がなくなると、こういうことが起こるのか」と、少し驚きました。

目次

  1. 子育ての方針の難しさと正解のなさ
  2. 子どもの成長と選択の難しさ
  3. 読書の力と子どもの幸せ
  4. 読書のセーフティネットと自由なチャレンジ
  5. 番組へのおたよりをお待ちしています!

子育ての方針の難しさと正解のなさ

以前、こんなことをおっしゃっている保護者さまがいらっしゃいました。
「最近はいろいろな習い事があって、それに関する情報もたくさんある。
でも、そもそも何をやらせればいいのか、どうやって決めたらいいのかわからない……」

お子さんの限られた時間をどう使うべきかは子育ての根幹にかかわってくること。
どんな習い事をして、友だちと遊ぶ時間や家族と過ごす時間とのバランスをどう取るのか……そんな重要なことを決めるのは、とても難しく、責任が重く、もっと言えば、すごく怖いことだと思います。
お子さんの個性を考慮するとどんな機会を与えてあげるべきなのか、今すぐ時間を割かなくてはいけないことは何で、どんなことなら後からでもできるのか……悩み始めたらキリがありませんよね。

また、今の時代の教育には「正解」がないのが特徴です。
目まぐるしい時代の変化に合わせて英語やプログラミングが必修化され、AIの劇的な進化を受けて、仕事に関する常識や必要なスキルもどんどん変わっています。
10年前から現在までの変化を思うと、今の小学生が大学生や社会人になる10年後にはどんな時代になっているのか、想像もつかないですよね。

子どもの成長と選択の難しさ

子育ての「正解」がわからない、もしかしたら、正解なんてないのかもしれない時代。
4教科の勉強、スポーツ、音楽、英語、プログラミング……すべてを学ぼうとすればパンクしてしまいますから、どれかを選ばなくてはなりません。
でも、何かを選ぶということは、何かを捨てるということ。何を選んで何を捨てるのかというのは、本当に判断が難しいですよね。

「勉強はできるけれど、人の気持ちがなかなかわからない……」
「英語は話せるけれど、思考力はない……」
「プログラミングはできるけれど、コミュニケーションスキルで苦しんでいる……」
このように、一部の能力を磨いていても、他の面で苦しむこともあります。
結局、「これさえしていれば大丈夫」と言いきれる習い事はなかなかないんです……。

読書の力と子どもの幸せ

でも実は、読書さえしていれば大丈夫だと言えるのではないでしょうか。
読書さえしていれば、一定以上の学力はついてきますし、他人の気持ちもわかるようになるでしょう。
読書さえしていれば、思考力やコミュニケーション能力も身につき、英語やプログラミングなども後から自分で学ぶ力がつきます。

実際に、ミカタラジオやヨンデミーのnote記事で発信してきた内容にも、このような事例はたくさんあるんです。

例えば……

勉強や学力
ヨンデミーメンバーのあるあるエピソード「教科書は配られた日に全部読んでしまう」。そこまで行けば、どんな教科だって解説を読めば理解できる、読むことが苦でないので「勉強しなさい」などと言われるまでもなく楽しく教科書を読む、そんな状態になります。

 ▽詳しくはミカタラジオ第31回をご覧ください。

人の気持ちやコミュニケーション
文学小説を読むことがEQを高めることに繋がると研究により証明されています。EQとは心の知能指数、つまり自分の気持ちをコントロールし、相手の気持ちを理解する力のことです。

▽詳しくはミカタラジオ第34回をご覧ください。

英語やプログラミングなどを後から自分で学ぶ力
K-POPにはまったのをきっかけに、自分で本を読んで韓国語を勉強しハングルが読めるようになったご受講生さまもいらっしゃいます。

▽詳しくはインタビューnote記事をご覧ください。

もちろん、読書以外のことは何もしなくていいとは言いません。
しかし、やはり読書さえしていれば、お子さんの人生を通した幸せの多くが保証されるのではないでしょうか?
あるいは、読書をちゃんと教育として設計している読書教育であれば、「読書教育さえしていれば大丈夫」だと思えるのではないでしょうか?

もちろん、保護者さまとしては、お子さんの将来を考えると勉強に時間を割くことが重要だと考える方もいらっしゃるでしょう。
ただ、日本の教育は偏差値に焦点が当てられがちです。
つまり、半分の子どもたちは偏差値によって「あなたの学力は平均以下ですよ」とレッテルを貼られてしまうんです。
そうでなくても、自分より優れた人々の存在がインターネットを通じて身近に感じられる時代なのに……。

▽これについては、ミカタラジオ第38回「比べることばかりの世界から抜け出そう! 自己肯定感が子どもを輝かせる」にて詳しくお話ししています。ぜひこちらをご覧ください。

そんな中で、「わが子に何を授けてあげればいいのか、選択肢が多くて選べない、絞れない」、そんな方には読書という「それを押さえておけば何とかなるもの」をお子さんに授けてあげるという選択もあるんじゃないですか?」と提案したいと思っています。

読書のセーフティネットと自由なチャレンジ

もう一度言いますが、読書以外は何もしなくても大丈夫とは言いません。
ただ、「読書さえしていれば安心」というセーフティネットがあることで、焦ったりパンクしたりすることなく、お子さんは自分の興味や関心に合わせて自由にチャレンジすることができるのではないでしょうか?

例えば、英語にチャレンジしたとき、もし上手くいかなくても読書によって土台となる言語能力は磨かれていますから、いつでも再チャレンジできます。

また、プログラミングにチャレンジしたとき、もし上手くいかなくても、読書によって「読めばわかる」力は培われているのであとからいくらでも参考書を読んで勉強できます。

読書という心の拠り所があるからこそ、お子さんも保護者さまも、焦らず、無理せず、そのときどきのお子さんの興味にぴったりな選択ができるのです。
読書教育を通じて、そんな自由なチャレンジとセーフティネットを届けていきたいと思っています。

番組へのおたよりをお待ちしています!

このテーマへの感想や、ミカタラジオ内で取り上げてほしいお題など、ぜひおたよりフォームからひとことでもお寄せください!

https://forms.gle/oBXULjd8YE1zfQGUA